徳島PT吉野川の記録by副長

PT吉野川は、モーターパラグライダーで楽しく空を飛ぶ為に結成されたクラブです。興味のある方はぜひ見学にいらして下さい。 徳島県吉野川市の河川敷で飛んでます。

フライト記録 R3.10.24

日の出も遅くなってきたので、今日のエリア到着時刻は7時10分頃。

しかし、そのとき寝太さんはすでに空の人だった。

早いな〜。

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寝太さん早すぎ

急いで準備しなくては・・

 

地上は、まぁまぁ強めの南西の風。

しかし空の寝太情報によると、少し高度を上げると東の風になるそうだ。

寝太さんが「今日はドイツ館の風だ」と挑発してくる。

望むところだ。

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エリアは南西の風

TO

エリアの草がかなり伸びているが、今日は露が少なく足元が濡れるようなことはない。

いつものとおり、エリアの北東部に広げる。

そして、いつものとおり、風が強くてもフロントでTO。

そして、いつものとおり?一発TOを決める。

上がったら速攻でUターン。

東に飛んで行った寝太さんを追いかけながら、アクセルラインを繋ぐ。

東に向かって

高度を上げながら、吉野川上空を東に飛んで行く。

寝太情報どおり、200mを越えたあたりから、だんだんと東の風になってきた。

これは本当に「ドイツ館の風」だ。と大喜びで飛び続ける。

 

残念ながら今日は無線の調子が悪く、私の送信が届いていないようだ。

まぁ、ドイツ館なら、嫌というくらい一緒に行っているので、無線が通じなくても問題ない。

 

高度400mくらいで飛び続け第十堰に近づいた頃、少し揺れはじめる。

嫌な予感が・・・

しばらくすると先行している寝太さんから「揺れるので引き返す」と連絡が入る。

やっぱり・・・・

 

またまた作戦失敗だ。

最近、「ドイツ館へ行こう作戦」の失敗確率が半端ないなぁ。

数年前は、揺れて引き返すことなどめったに無かったのに。

普通は飛ぶほど耐性がつきそうなものだが、我々の場合、どうも弱くなっているようだ。

西へ

揺れに負けた二人は、ドイツ館をあきらめ、合流してからエリアに向かって飛ぶ。

 

東の風に乗って、あっという間にエリア上空に帰ってきた。

さすがにこのまま降りるのは寂しいので、そのままエリアを過ぎ、今度は西に向いて飛んで行く。

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善入寺島を通過し、阿波麻植大橋を超え飛び続ける。

このあたりは揺れることもなく、快適なフライトだ。

このまま岩津橋まで行こうかとも思ったが、結局、瀬詰大橋上空あたりでUターンすることにした。

吉野川上空を飛ぶのは安心感がある分、緊張感が無く、飽きてくるのだ。

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瀬詰大橋

エリアに帰る

Uターンしたもう一つの理由は、いい加減な装備で飛んだので寒さに負けてしまった為だ。

まだ10月だが、朝は結構寒い。

寝太さんなんて電熱ヒーターを着込んでいるくらいだ。

早くエリアに帰ろう。

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中途半端な防寒で寒かった

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低空は西風なので、帰りは高度を落として西風に乗り、一気にエリアに帰ってきた。

エリア上空についたとき、ちょうどスダチさんがエリアに到着したところだった。

LD

寝太さんのLDを撮影するため、早く降りなければと急いでLDする。

が、しかし、アプローチで大きく持ち上げられやり直し。

エリア周辺の、大きくなった樹木の影響だろう。

2度目は低めの高度を維持し、エンジンパワーで吊りながらアプローチ。

フレアも良く効いて、エリア中央に無事LDすることが出来た。

 

車に帰ってユニットを下ろしている時、寝太さんが勝手にLD体制に入っているのを発見する。

大急ぎでカメラを出そうとしたが、間に合わず、そのまま着陸されてしまった。

普段から、貴重な動画ネタなので協力するようにと言ってるのに・・。

 

しかし、撮影出来なかったときに限ってナイスなLDをしてしまう可哀想な寝太さんであった。

 

 

 

 

 

※PT吉野川は、徳島県モーターパラグライダー愛好者のクラブです。

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