徳島PT吉野川の記録by副長

PT吉野川は、モーターパラグライダーで楽しく空を飛ぶ為に結成されたクラブです。興味のある方はぜひ見学にいらして下さい。 徳島県吉野川市の河川敷で飛んでます。

フライト記録 10月15日

一人でも飛ぶぞ

 

寝太さんから週末は飛べないと連絡があったが、週末はなかなか良さそうな風予報だ。

風予報があてにならないのは重々承知しているが、やはり良い予報だとエリアに向かってしまう。
 

いつもより遅めにエリア着。
 

やはり予報に反してまぁまぁ強めの風が吹いている。

 



そのうえ、強くなったり、弱くなったりと、やっかいな風だ。

しかし、こんな感じの風なんて、今までなら余裕で飛んでいたはずだ。

復帰一発目なら躊躇してしまうが、復帰してから2回飛べているので、いけるだろう。

 

自信満々で、ユニットを背負ってキャノピーのところまで行くと、少し風でめくれてしまっている。
今日は助手がいないので、修正作業はかなり面倒だ。
少しくらい大丈夫だろうと、そのままTOにかかる。

が・・、そんな自信過剰な病み上がりを神様が許してくれるはずもなく、あえなく失敗。
風が強いので、右膝を庇ってしまい、自然と右腕に力が入ってしまったのだろうか、    大きく左に傾いて失敗してしまった。

これはクロスで上げた方が良いかもしれない。

久しぶりにクロスで飛んでみよう。


一度車の所まで戻り、ユニットを下ろし、キャノピーを広げ直す。
そして、再度車まで戻り、ユニットを担ぎ直した。
 
復帰後から導入した高齢者用いすだが、どうも設計ミスのようで、低すぎて立ち上がりにくい。
そこで、軽トラの荷台においたユニットを直接担ぐ方法にしてみたのだ。

しかし、これは少し高すぎたようで、股ベルトを締めるのが少々厳しいが、担げないことは無い。
当然立ち上がるのは最初から立ってるような体勢なので楽勝だ。
しばらくこの方法でやってみようか・・・。

久しぶりのクロスなので、うまく飛べたらいいのだが、などと思っていると、風が弱くなってしまい、キャノピーが上がらなくなってしまった。
勢いよく後ろに下がれないので、風が弱いと無理だ。

キャノピーが上がらない

また、ユニットを下ろし、広げ直しだ。

あ〜めんどくさい。助手が欲しい。

 

冬装備なので、これだけ動き回るとかなり暑い。

はやく飛んで涼もう。

 

やはり、ここは慣れたフロントでいこう。

 

腕に余計な力が入らないよう、十二分に意識して立ち上げる。

うまく上がったようだ。

エンジン全開で走る。

風の割に浮きが悪く、リハビリ中の足が付いていかない。

飛び乗り気味になってしまい、危なかったが無事涼しい?大空に上がることが出来た。

 

さて、どこに行こうか

足に何か付いてるぞ

低空は西風が強いが、高度を上げるとほぼ無風状態になる。

こうなると、とりあえず東に向かってしまう。

 

大麻山東側の山の撮影を頼まれていたので、大麻山に向かって飛んで行く。

久しぶりだ。

いつものように、第十堰辺りから北上して大麻山を目指す。

 

撮影したいが、雲が・・

藍住あたりから見ると、大麻山周辺には雲が出ているようだ。

大麻山の頂上が隠れているので撮影は無理だろう。

 

そう思いながらも、諦めきれず近づいてみたのだが、やはり雲に隠れてしまっている。

 

雲の上は綺麗な青空なので、雲海飛行を楽しもうかとも思ったが、やはり一人だと心細いので、諦めて帰ることにした。

 

来たルートをそのまま帰るのはつまらないので、南に飛んで吉野川に出ることにした。

ここの小学校は運動会かな

吉野川まで帰って来れば一安心

藍住の市街地上空を飛ぶのは少し緊張するが、吉野川までくれば一安心。

後は川に沿ってエリアまで景色を楽しみながら飛ぶだけだ。

全く揺れないので快適に飛び続ける。

 

西条大橋手前で、LDに備え足を動かしておこうと足を伸ばすと・・・

こんなに枯草が・・

右足に枯草が大量に付いている。

LDの時に付いて、そのまま飛んでいたようだ。

ペラに巻き込まないよう、エンジンをスローにして枯草を処理。

もちろん下の状況には十二分に注意を払ってますよ。

 

そして、エリアに到着。

エリアはまだ強めの風が吹いており、LDは楽勝だ。

 

復帰3フライト目も、楽しく飛ぶことが出来た。

次は4フライト目だ。(当たり前)