今日も風が強い
7時頃にエリア着。
すでに寝太さんが来ており、吹き流しが3本立っている。
風予報は弱めで、出発時の自宅周辺も無風だった。
エリアも無風だったらリハビリ中の膝ではきついなぁ。と思っていたのだが、良かったのか悪かったのか、エリアに着くとかなりの強風だ。
飛ぶのを躊躇ってしまうくらい、勢いよく吹き流しがしっぽを振っている。
一昨日の雨で、ぬかるんでいるところや水たまりが所々にあり、エリアコンディションは良くない。これではテンション⤵だ。
そんな中、寝太さんはやる気満々で、着々と準備を進める。
寝太さんは、GW以来飛んでいない。
飛べば約半年ぶりのフライトとなるので張り切っているようだ。
今日は寝太さんに先に飛んでもらう。私がサポート兼カメラマンだ。
寝太さんがスタンバイOKとなり、いよいよ飛ぼうとするのだが、どうも風が強すぎるようだ。
ここは無理をしないほうがいい。
無事TO
少し風待ちして、弱まったタイミングを見計らってキャノピーを立ち上げた。
風が強く、軽量の寝太さんは、2、3歩後ろに持っていかれてしまうが、キャノピーは傾くことなく頭上に止まっている。
キャノピーさえ真っすぐ上がればこっちのもの、あとはエンジンをふかせばいいだけだ。
エンジンに押され、寝太さんは数歩走っただけで半年ぶりの空の人となることが出来た。
よかったよかった。(^_^)v
しかし上がったものの寝太さんを見るとほとんど前に出ていない。ホバリング状態だ。
無線で確認すると、速度は1桁とのこと。
これはどこにも行けそうもないので飛ぶ気がしないなぁ、と諦めっていたが、高度を上げるとだんだんと風は弱まるようだ。
そうなるとがぜんやる気が出てくる。
急いで準備を進めるが、風が強くなってきて、またまた吹き流しが元気よくしっぽを振りだした。
膝の調子が良くないので、後ろに下げられると踏ん張りが効かず厳しい。
寝太さんを待たせるのは気が引けるが、「風待ちする」と無線で伝えておく。
30分ほど風待ちしていると、だんだんと風が弱まってきたようだ。
これならなんとか飛べそうだ。
しかし、無風もだめ、強風もだめ、の不自由な体になってしまった。
前回の失敗を教訓に、腕は体に固定して絶対動かさない。を意識して、からだ全体で前に出る。
風が強いので、一気にキャノピーが頭上に上がってきた。
そこで、すかさずエンジン全開。
風の割にはなかなか浮かなかったが、エリア半分くらい走って地上を離れることが出来た。
板東方面へ
上がったすぐは少し揺れたが、高度を上げると安定してくる。
そして寝太さんからの報告どおり速度も出だした。
この風ならドイツ館方面だ。
前回撮影できなかった山を撮影しに行けそうだ。
以心伝心、寝太さんもドイツ館に行くつもり?のようだ。
低空の西風に乗って東に向かう。
六条大橋あたりから、吉野川を離れるために少しずつ高度を上げていく。
いつものように第十堰あたりで北に変針する。
藍住あたりで、寝太さんに「今日は高度を下げずに山の上を飛んでいく」と無線を入れる。
寝太さんは、燃料に余裕がないので適当に飛んでエリアに帰るそうだ。
山の中を一人で飛ぶのは心細いが仕方ない。
山間部へ
大麻比古神社の東側を飛んで、山間部に突入する。
高度は低めで撮影したかったのだが、上空は南風が吹いており、万一のエンストに備え、ついつい高度を上げてしまう。
高度を上げていくとだんだん南風が強くなり、速度が上がってくる。
往路では速度が上がれば上がるほど帰りが不安になる。
目的の場所は瀬戸内海に近いので、最悪の場合は、瀬戸内海側に不時着しようと思っているが、山と海の間にほとんど平地が無いので心配だ。
不時着場所の心配をしながらも無事、目的の山を撮影し、Uターン。
速度が20Km前後しか出ずイライラしながら南に向いて飛び続ける。
スラストなら10km/hくらいになってしうので、寝太さん、来なくて正解だったようだ。
高度を落とせば速度はあがると思うが、それはそれで不安だ。
高度が安全マージンなのだ。
天ケ津山を左に、大麻山を右に見ながら、ゆっくりと飛び続ける。
しばらく我慢飛行を続け、ようやく山間部を抜けることが出来た。
ここから高度を落として速度を稼ぐことにする。
高度500mあたりまで落とすと、南西向きに35kmくら出るようになり、ほっと一息。
持ってきた「あんどうなつ」を食べながらエリアに向かって飛び続ける。
順調に飛んで、吉野川に到着。
ここまで帰って来ると安心感がもう一段階アップする。
六条大橋あたりで無線を入れると、寝太さんはすでに降りているそうだ。
西条大橋手前から、着陸に備え高度を落としていく。
ここで少し誤算が・・
高度を早く落としすぎて、速度が20kmくらいに落ちてしまい、なかなかエリアに到着できない。
やはり、風上で高度処理が基本だなぁ。
と反省しながら、再び高度を上げるのもめんどうなので、我慢してゆっくりと飛んでいく。
エリアは相変わらず風が強めだ。
今日は鮎釣りの人が居ないので遠慮なく川の上を飛んでアプローチ。
少しブレークが遅れたが、無事LD。
楽しいフライトを無事終え、10時過ぎにエリアを後にした。
座面温度計
料理用の温度計を改造?して座面温度計を作ってみた。
アマゾンで799円で購入。
電池交換も出来、300度まで測れて防水仕様。
レビューによると2〜3度の誤差が出るようだが、座面温度計として使うなら問題はない。
市販の座面温度計はノイズを拾って使い物にならない物もあったが、これはノイズを拾うことなく正常に表示してくれる。
レスポンスも良く、なかかなの優れモノだ。
中華製?なので信頼性は???だけど・・
※PT吉野川は、徳島県のモーターパラグライダー愛好者のクラブです。
#モーターパラグライダー
#モーパラ
#パラグライダー
#徳島
#徳島県吉野川市